星の下 路の上 ※3Tracks EP

佐野元春がThe Hobo King Bandとの活動を一時休止し、自身よりも世代が下となる深沼元昭、高桑圭(きよし)、小松シゲルの3人をセッション・プレーヤーに起用して制作した3Tracks EP。 オリコン・アルバムチャート最高位70位。

目次

発売情報

発売日カタログコード形態レーベル(税抜)税込価格備考
2005.12.07POCE-3801CDDaisyMusic(1,300)¥1,365デジパック仕様。
2007.06.13星の下 路の上 - EPAAC, 128kbps with DRM @iTunes StoreDaisyMusic
  • album ¥400 ⇒ ¥450
  • ¥200/song

※iTunes版は2009年頃にiTunes Plus(DRM free AAC, 256kbps)に移行。価格に変更は無し。

※2013年1月時点でアルバム価格が450円。いつ頃値上げされたのかは不明。

収録曲

  1. ヒナギク月に照らされて - DaisyMoon
  2. 裸の瞳 - Blossom
  3. 星の下 路の上 - Boy's Life

雑情報

アルバムとシングルの中間的な作品

このCDはオリコンの集計ではアルバムとして扱われている。 収録曲はいずれも今作品が初出のはずだったが、「星の下 路の上 - Boy's Life」はCDの発売日が決定した後、急遽iTunes Storeで単品で先行リリースされた。

The Coyote Band 結成までの経緯

佐野元春の公式サイトMWSの2005年6月の最新ニュースによると、リリース半年前の佐野の構想は3Tracks EPではなく6曲入りのミニアルバムだった。 3Tracks EP リリース直後の雑誌インタビュー(STRANGE DAYS No.77)では同じバンド・メンバー(深沼/高桑/小松)で更に3曲のレコーディングをしたいとで語っているので、やはり合計6曲を発表して一区切りすることを考えていたのだろう。 実際には1年半後にこのバンドで12曲入りの14枚目のオリジナル・アルバム「Coyote」をリリースし、その後にメンバーをさらに2名を追加したものが佐野の正式なバックバンドとなり、オリジナル・アルバムをリリースし続けることになる。

佐野は当初このバックバンドに名前を付けていなかったが、高桑圭と小松シゲルが深沼元昭のソロ・ユニット「mellowhead」をサポートするバンドのメンバーであったことから、音楽雑誌「Player」2007年9月号のインタビュー記事の中でインタビュアーが「mellowheadバンド」と呼んでいる。 その後、2009年にこのレコーディングメンバーでの初の全国ツアーが発表された際に初めて「佐野元春 & THE COYOTE BAND」という名称が使われた。

遡れば、2005年に渋谷クラブクアトロで行われたmellowheadのライブに佐野が客演していて、この時にmellowheadバンドをバックに数曲を歌ったのが、佐野元春 & THE COYOTE BAND の実質的な初お披露目だった。 このmellowheadのライブの模様は音楽専門チャンネル「MUSIC ON! TV」で生中継された。

ダウンロード販売

3Tracks EP「星の下 路の上」のiTunes Store版はアルバム「Coyote」のリリースと同日にダウンロード販売が開始となったもの。 特にアナウンスもなく地味なカタログ追加だった。

外部リンク

星の下 路の上 | 佐野元春
佐野元春公式サイトMWS内のプロモーションページ。
MWS > 言葉・音楽 > 歌詞検索 > 星の下 路の上
MWS内で公開されている歌詞のテキスト。
星の下 路の上 発売記念 | オリジナルブレンド珈琲
八丁堀「珈琲屋めいぷる」とのコラボレーション商品の紹介ページ。 2005年の暮れに、それぞれに収録曲の名前が付けられたオリジナルブレンド挽き豆3缶セットが数量限定で発売された。 1997年に開店した「珈琲屋めいぷる」は2018年2月28日をもって閉店。

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このページの最終更新日

2021.03.24 Wed

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