佐野元春が「Epic Records」レーベル所属時代にリリースしたシングルA面38曲を収めたベスト・アルバム。 ボーナストラックとして「ガラスのジェネレーション 2006」を収録。 SMEがシリーズで展開する「Motoharu Sano Archives 1980-2004」の第2弾。 DVD「THE VIDEOS EPIC YEARS 1980-2004」と同時発売。
発売日 | カタログコード | 形態 | レーベル | (税抜)税込価格 | 備考 |
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2006.07.12 | MHCL 836〜7 | CD x2 | GT music (Sony Music Direct) | (3,333)¥3,500 | 初回版はボックス仕様。セルフライナーノーツ+歌詞カード(80P)とジャケット・ミニ写真集(40P)付き。 重版は通常のプラケース。 |
2009.08.19 | MHCL 20036〜7 | CD x2 | GT music (Sony Music Direct) | (3,523)¥3,700 | Blu-spec CD仕様。 リマスターではなく記録されている音楽データは2006年版と同じもの。 完全生産限定盤(生産数不明)。 |
2013.05頃 | THE SINGLES EPIC YEARS 1980-2004 | AAC, 256kbps, DRM Free @iTunes Store | Epic Records Japan Inc. |
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シングル・ベストは「Moto Singles 1980〜1989」に次いで16年ぶり2度目。 リミックスは無いものの容量の関係で相当数の楽曲にショートエディットが施されていて完全収録ではない。
次に分類されるシングル曲は収録されていない。
12インチと7インチの両方でリリースがあった次の3曲は7インチのほうが収録されている。
各曲はほぼリリース順に収録されているが、「アンジェリーナ」と「ガラスのジェネレーション」 、 「約束の橋」と「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」はそれぞれ順番が逆になっている。
「約束の橋」は1989年のオリジナル・バージョンは収録されず、ボーカルトラックを録り直した1992年の再発売バージョンが採用された。 従って、正確なリリース順とするなら「誰かが君のドアを叩いている」と「彼女の隣人」の間に配置される。 初回盤付録のジャケット写真集ではオリジナル・バージョンのほうが掲載されている。 このアルバムに再発売バージョンが採用された理由について佐野は「このシングルが今後プレスの予定がなく、入手不可能になる…」からとFCサイト「mofa」の掲示板で説明した。 しかし、1992年以降にリリースされたコンピレーションアルバムに「約束の橋」が収録される時は必ず再発売バージョンが採用されている(「NO DAMAGE II」「The 20th Anniversary Edition」「THE LEGEND」「ベリー・ベスト・オブ・佐野元春「ソウルボーイへの伝言」」)。
「ガラスのジェネレーション 2006」はオリジナルの「ガラスのジェネレーション」のボーカルとピアノのトラックを残し、その他をThe Hobo King Bandのメンバーの演奏に差し替えたもの。 25年前の佐野元春と現在のHKBがセッションするという趣向。 佐野元春の公式サイトMWSがQuickTimeでプロモーションビデオ(1コーラス)を公開している。
顔前で軽く指を組んだカメラ目線の写真は、これ以降頻繁にメディアに登場する。 新聞・雑誌インタビュー記事で撮り下ろしの写真が無い場合にこれが添えられことが多い。 また、テレビやラジオの番組サイトで次回ゲスト予告に使われることも多い。
2009年8月に限定盤で再発売された「Blu-spec CD」は佐野元春作品では初の高品質CD。 高品質CDは2007年にユニバーサル ミュージックと日本ビクターが発売した「SHM-CD」がブームの火付け役となり、その後2008年にソニー・ミュージックエンターテインメントが「Blu-spec CD」で、EMI ミュージックジャパン/ポニーキャニオン/M&I ミュージックが「HQCD」で追随した。 いずれも新規格ではなく、より精巧なカッティング技術や透明度の高いポリカーボネイト素材を使用するなどで高音質を謳うもの。 一部メディアはダイレクトに「高音質CD」とも呼ぶ。 近い将来、CD製造技術としてごく一般的なものになると思われる。